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りんごの絵のある風景

「絵画を見るための空間ではない場所」ということを強く意識しました。不必要な大きさの絵画は、どの位置から眺めても、必ず他の要素が入り込んできて、全貌を把握できないように展示しました。

木の外側から森の内側まで

木を見て森を見る

この展覧会は、様々な木材で組み立てた装置のようなオブジェを展開し、二つの部屋を使って、それぞれを「作品を置く場所」と「それを見る場所」として、行き来しながら鑑賞するという仕組みになっています。ギャラリーの特徴でもある、部屋を隔てる壁にあいた窓を、ゆるやかな制限として際立たせることにより、「見える」ということで特定されていく部分や、タイミングを伴った真新しい一回性を共有できるのではないかと考えました。

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